MacExpo

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MacExpo San Francisco 2002

▼ ７日　基調講演（９〜11時）

●　朝７時　Media列に並ぶ

世界各国のMacMedia関係者が集まっている（言葉もさまざま）。
今年のSFは暖かい。
ホカロンを持参したが、その必要がなかった。ホッ。

モスコーニセンター前に並ぶ

昨晩、「Time」誌の表紙にNew iMacとジョブズが映っているのがネットで流れたので、その話で持ちきりになっている。

「ジョブズが怒ってプレゼをキャンセルするんじゃないか？」とか、「どんな顔で出てくるのかな？」とか、「まず何から話すかな？」とかね。

８時前には建物の中に入った。
建物に入ったあたりから、列は乱れ始める...。
アメリカの人ってこういうのがアバウトなんだよね。

８時半過ぎに、ホールの中へ移動。
がんばって前の方へ行ったが、VIP席が中央を占有し、今年のMedia席はステージに向かって右側のみ。カメラマンの人には辛いポジションとなった。Broadcast（テレビ撮影など）のお立ち台も１つだけで、狭い中で、ひしめきあって撮影している。

私の席からステージを見ると、こんな感じ。

Media席

●　ジョブズ登場、そしてiPod

ステージ向かって左手よりジョブズ登場（拍手）。
iPodが売れてるという話から。
11月10日に発売してから、125,000台が売れた。

iPod

Apple Retail Storesも好調で27店舗になった。
それから、iBookはとても好調である。

State of Main（メイン州）で36,000台を用意した。「1 down, 49 to go」（他49の州でもがんばるゾ・ってことかな？）

●　MacOS X

2001年３月の発売から12ヶ月が経とうとしている。
この間にUpdateをはたし、状況としては、時計に見立てると９のところまで到達してる。

MacOS Xの状況

Applicationは、この１月で2,500に到達した。
10月以降に対応したApplicationが多いことを強調する。

applicationの数

Office:macが発売になったことを述べる。
それから、他ベンダーのApplicationのデモが始まる。

●　Adobe（Shantanu Narayen 氏のデモ）

Macユーザが一番、待ち望んでいるのはPhotoshopがOS Xに対応することだろう。

すでに発売されているIllustratorに続き、GoLive、InDesignがOS Xに対応する。

そして「One more Application」（拍手）
待望のPhotoshop for OS Xをデモする。
発売は近いようだが、日程の明言は避けた。
（ブースで見れるかどうかが楽しみなところ）。

Photoshop for OS X

特にTextまわりを強化し、スペルチェックが可能になる（拍手）
AppleScriptにも対応。

●　Palm（Todd Bradley 氏のデモ）

PalmがOS X上でドラッグ＆ドロップで扱える様子をデモする。
コンテクストメニューにも対応している。

英語以外に、ドイツ語・日本語・イタリア語・スペイン語に対応。

palm for OS X

●　Final Cut Pro（Mike氏 (Evangelist)のデモ）

リアルタイムでカラー処理などを行う（拍手）

●　Mathmatica（Teoodore Gray 氏のデモ）

MacplusからPowerPCと開発を続け、今回はMacOS Xだ。
そして、OS Xで動く Mathmaticaで、数式が表示されることを見せ、「でもこれ（数式）は、OS Xだからどうってこともないんだけど」と言って笑いを誘った。

数式からグラフィッカルな表示をして見せる（拍手）。

Mathmatica

●　ASPYR（Mike Rogers 氏のデモ）

Game・ASPYRのデモ。
（すみません。私はゲームに詳しくない・・・）

●　LUCASFILM（Dan Gregoire 氏のデモ）

スターウォーズの音楽とともに、ルーカスが映し出されると、ちょっとしたどよめきが場内に。

ジョージ・ルーカス

Mayaを使ってスターウォーズ・エピソード２の制作（のどこかの部分）を手がけたことを話す。

Adobe After Effectsで加工し、QuickTimeファイルにしたものをデモする。

●　All new Macs will boot-up in OS X

Macこれから販売されるMacは、（デフォルトで）OS Xで起動するそうだ（OS 9環境も残るけどね）。