32. 予想通りと言うべきか、朝日杯3歳ステークス (1998.12.15)

G1も残すところ3レースとなり、こっちも気合いが入る。
スタッフ君が「あれ、オヤマさん、何勝でしたっけ?」なんて、いやな事を聞いてくる。
日ごろの恨みをこういうところで返しちゃいかんよ、君。

そういえば、社員旅行の夜、チン○ロリンというゲームをやった。
「なぁ〜〜んだ、簡単じゃないの。ただサイコロをふるだけでしょ。」
それが本チャンになったら、どうだ。
私が親の時に、皆がすごい目を出してくる。
どう、考えても日ごろの上司の対する恨みとしか、思えない。
結果、私の一人負けで終わってしまった。スタッフ一同、ホクホクの笑顔だ。

ふ〜、私は人生が博打のようなものだから、それ以外で運を使い切ってはいかんのだ。と負け惜しみを言う。後ろ姿は泣いていたに違いない。

さて、「武豊と私の相性」を読んでくださった方は、ご記憶にあるだろうか?
なにしろ、私が武を買うと、武はこない。前回がそうだった。

今度もおおいに悩む。武が乗る「エイシンキャメロン」は、一番人気だ。どうしたものか?
私は、一度に3つだけ買うことにしている。
いっぱい買ったら、当たる確率も上がるが、3つだけ買って、いかに当てるかを楽しむのが、私の流儀だ。
スタッフ君いわく「あたらなきゃ、しょうがない」だって。そんな言葉は無視・ムシ。

私は、「アドマイヤコジーン」から流して、「トーカイナンバー」「マチカネテルテル」「マチカネキンノホシ」にし、武は買わなかった。
さて結果は、「うっそぉおおお〜〜〜.........」
1着が「アドマイヤコジーン」で(ヤッタ!)、2着は、武が乗る「エイシンキャメロン」(涙)。
「タケ〜〜〜〜〜〜!」と大声をあげてしまったのは、言うまでもない。

月曜日、出社早々のスタッフ君がおかしさをこらえながら、やって来て、
「オヤマさん、またやっちゃいましたね」だって。
スタッフ君に「とったのか?」と聞いたら、「あんなガチガチに固いのは買いませんよ」と言うから、それみたことか、と思ったら、「その前のレースで、ちょいととらせてもらいました」だって。

ヒィ〜〜〜、悔しい。なんとかスタッフ君をギャフンと言わせなければ。
ああ、もう残り2レースしかない。