散歩本日も若い茶髪のお兄さんから「ちっちぇ〜」と声をかけられる小太郎であった。
コイツって、結構、人気者?
ま、それも若いうちだけってことだろね。犬も人間も同じか。
散歩中は、道行く人に「かわい〜」などと言われて照れる小太郎だ。
今日はいい気になって奇麗なお姉さんをナメナメさせてもらった。
それから2人でトボトボと歩いていると、とある家から突然の犬の吠える声。
太い声で「ワンワン」と吠え続ける。ド迫力。
それが聞こえるや小太郎は、今までに見たこともないほどのスピードで走り出した。一目散。リードを持って付いていくのがやっとという私。
あ〜・驚いた・ねぇ〜、小太郎ヤ。
落ちついたと思ったら、いつもの猫の路地だ。
猫にも狙われ、また一目散に走り出す。
外はいろいろな事があるゼ。
真夜中、小太郎が突然、ドアに向かって、唸り出した。
まるでそこに誰かがいるみたいに鼻をヒクヒクさせて臭いをかいでいる。
しばらくの間、そうしている。
映画「ゴースト」で、幽霊に向かって吠える犬のようだ。
小太郎ヤイ、何か見えるんかい?
死んだ婆さんが来たのかな?
NHK教育テレビ「趣味・犬は大事なパートナー」で「すわれ/ふせ」をやった。
小太郎に「フセ」をしこんでみる。ダメ。出来ない。
テレビでは、おすわりの形から餌を下方向に持っていくと、自然にフセの形になっているが、小太郎は、首は下がるものの尻が上がってダメ。
毎日・特訓だゾ!
噛み癖をとる方法もやっているので、参考にするが、余計に噛まれた。
散歩道に猫がいる。
昨日は、路上でにらみ合いをしたが、今日は、そのうちの一匹が塀の上からジロリと小太郎をにらむ。小太郎よりもデカイ。
小太郎も負けじと、にらみをきかせる。がんばれ・小太郎。
しばしのにらみ合いに、あたりは騒然となる(←注:記述が大げさ)。
猫が、恐い目つきでピクリと動くと、小太郎は、私の足にまとわりつき、その後、全速力で逃げようとした。リードを振払って、キャンキャン言いながら逃げようとする小太郎。
私は、おもわず抱き上げて、2人は、早々にその場を立ち去った。
猫になめられる小太郎であった(その小太郎になめられている飼い主であった)。
今日は、はじめてのシャンプー。
本に書いてあるように耳に栓をしようとしたが、嫌がってダメ。
耳に水が入らないように注意するとして、足もとから洗う。
小太郎は硬直している。
足下から、ゆっくりと身体にシャワーをあてる。
気持ちよさそうな顔で、ジッとしている。
それからシャンプーを泡立てて身体を洗う。
目に入ったら痛がるだろうな。顔は、お湯をかけるだけにした。
小太郎は嫌がらずに気持ちよさそうにしている。
全身ぬれた小太郎は、思ったよりもやせっぽっちで、貧相な感じ。
タオルで水気をとり、自分で何度もブルブルをした後、恐怖のドライヤをあてて、おしまい。
小太郎の毛は、しっとりすべすべになった。さわると気持ちいい〜♪
2度のワクチンも済んだし、散歩も始めたし、そろそろシャンプ〜。
小田急デパート・ペットショップに買いに行く。
(私のは480円程度なのに)小太郎のシャンプーは2,800円。リンスが2,300円。
お犬様だな。
皆様からご心配していただいた「片耳だけ垂れてる」状態は、懲りずにテーピングを続けたら、両耳がピンと立つようになった。
安堵。男前も上がった(ホントか?)
小太郎は、甘えん坊だ。
そのように育ててしまったのは私なので、しょうがない。
私が遊び相手をしている間は、お互いに楽しくやっている。
けど、私がパソコンに向かうや、小太郎は吠える、噛み付く、飛びかかる。ドンドン興奮して暴れまくる。
私がだっこして、ドアから外に出て落ち着く。この繰り返しで進歩なし。
散歩に行くようになって、前ほど首輪とリード(ひも)を嫌がらなくなった。そこで、家の中でもつけてみた。それをハウスにつないだ。
とりあえず水を飲むには支障ない。
小太郎は動こうとするとリードに引っ張られて、思うように身動きとれない。
最初は吠えたり暴れたりしたものの、だんだんおとなしくなってきた。
小太郎ヤイ、少しは、我慢ということを覚えろよ。
アタシなんざ、辛抱ばっかの人生よ(少しウソ)。
散歩中、小太郎は、人が通るといちいちしっぽをブンブン振って、愛想をふりまく。
結構、かわいい(^-^)
すると、20歳くらいの若い男性が足をとめて、「かわいいですね〜」って。
「触ってもいいですか?」って。
「どうぞ・どうぞ」と。しかも別々に2人から。
内心、噛むんじゃないかと、ドギマギしてるんですけどね(^^;
散歩中の小太郎は、路上のあらゆるモノに興味を示す。
タバコのポイ捨てを食べようとするから「ダメ〜〜〜」
皆様、タバコのポイ捨てはやめて下さい。
それから青梅街道をバイクで走る際は、暴走族のような爆音は止めて下さい。
小太郎がビビるのでござる。
あ〜あ、私はかーちゃんのようだな。
散歩だというのに、なかなか歩いてくれない。
リード(ひも)から手を離して、私が少し走ると、全速力でついてくる。
それ以外は、少し歩いては立ち止まり、路上の臭いをかいだり、なめてみたり。
そういうことで、トボトボと歩いていると、おばあちゃんが老犬と散歩しているところに出くわす。
小太郎は、おばあちゃんにはしっぽフリフリ近寄るが、犬には目もくれない。無視といってもよい。人間には慣れているけど、犬には慣れてないのかな〜?
さ〜が○・きゅーびんのイ〜コレクト〜♪
「なぜ、君は足が遅いんだ?」
私が走り出すと、小太郎は全速力でついて来るが、遅い(^−^)
身体が小さいので、歩幅が狭い。それでも必死で駆けてくる。
爪切りは難しい。
前に血を出してしまってから、一層、大変になった。
小太郎は必死で噛むから、私の手と腕は流血騒ぎ。
掲示板に同様の書込があった。
「噛んだり、泣いたり、吠えたりしても、手をとめないこと」というアドバイスがある。
そこで手をとめると、「吠えるとやめてくれる」と覚えてしまうらしい。
心を鬼にして、キッチリと切ることが大事なようだ。
試す。
小太郎は、いよいよダメだと思うと「ヒ〜」と、それはそれは、か細い声で泣く。
その声を聞くと、おもわず爪を切る手を止めてしまうのだが、今日は、それでも足をギュっとつかんで、淡々と爪を切る。
すると観念したらしく、おとなしくなった。なるほど、これがコツだな。
近くに神社があった。ここに神社があるとは、散歩するまで知らなかった。
その辺の道は狭く、車は(ほとんど)通らない。
よ〜し、ここを散歩コースにしよう〜〜っと。
あれほど出来なかったトイレは、ほぼ完璧。
小太郎日記で「誉めてあげよ〜」、と思ったのに、今日はまるっきりダメ。
朝は、我慢できずに、玄関先でやっちゃうし、その後、(甘やかし防止の為)吠えるのを無視していたら、私の気を引こうとして、再び、トイレ以外でやっちまう。
一応、「ここでしちゃダメ」ってことはわかってるようだ。根比べだな。
さて、餌の時に「お手」が出来るようになったが、小太郎は餌を食べたい一心で、こちらが「お手」と言う前から、片足あげて待っている。
う〜ん、やっぱり「お手」とはちょっと違うけど、まっ、いッか。
テーピングの成果が出て、少し、耳が立ってきた。
あ〜、それなのに、外出先から戻ると、また耳が完全に垂れている。
寝る時に、右耳を下にしているのかな?
さらにテーピングで強化。
夜、小太郎を連れて外に出る。
駐車場で遊ばせていると、道行く人から「かわい〜」と言われ、小太郎は照れて、ぬいぐるみになる。
なぜか、外だとホントにかわいらしい。家では凶暴。
動物病院に電話し「狂犬病注射」についてたずねる。
カルテを調べてもらったが、やっぱり「してない」そうな。
「また、いらして下さい」って。
「はぁ」
てっきり、一緒にしてもらったと思ってたんだけどなぁ〜。
今夜は、近くの駐車場で散歩させる。盆休みで車が少なくい。
リード(ひも)から手を離して、先に私が走ると、少し動いた(^^;
けど、すぐに立ち止まる。
地面が気になるらしく、臭いをかいだり、なめてみたりして動かない。
「おいで」をしたり、私が走って挑発すると、少しだけ走る。
適当に切り上げて帰る。
家に到着するや、狭い部屋を全速力で駆け巡る。う〜〜〜ん。。。
小太郎を登録しに保健所に行く。
91日を過ぎた犬は届け出る義務があるそうな。
用紙に住所・氏名などを書き、3,000円を払うと、登録が完了する。印鑑は不要。お役所なのに、意外な感じ。
ワクチン注射済みの証明を持参するが、狂犬病注射はしていないことが判明。それをしていないと、狂犬病注射の証明が出ないそうな。
「近いうちに動物病院でしてもらってください」
「え? 先日、ワクチン注射したのに〜〜〜」と言うが、
「これは犬のためのワクチンで、他に狂犬病注射が必要」と言われて帰宅。
「はて・・・?」
夜、小太郎を抱っこして、近所をウロウロしていると、ヨークシャーテリアを連れたご婦人と会う。少し立ち話。小太郎を遊ばせてもらおうと思ったが、小太郎は、私の腕の中でぬいぐるみになった(^^;
外に出ると、人(犬)が変わったようにおとなしい。
他の犬を見たら、フリーズして、ぬいぐるみのフリをする。
家に到着するや、わがもの顔で、家の中を走り回る。
あ〜あ、なぜ、こんな狭い部屋を走りまわって、広いお外では固まるかなぁ?
小太郎のジャンプ力がすごい。
ビョンビョンはねる。
絶対に上がることはないと思ってた高さ40cm程度の椅子にちゃっかりと座ってるので、驚いた。ジャンプして上がったようだ。
実は、小太郎は猫だった(ウソ)。
夜、何気なくつけた「NHK教育テレビ」で犬の事をやっていた。
「趣味・犬は大事なパートナー」という番組。
こうやって抱っこすれば、噛まないと指導している。
小太郎をそのように抱っこする。
が、噛まないどころか、余計に噛んできた。
テレビの中の犬はあんなにいい子なのに〜。
ムキになって抱っこする。小太郎もムキになって噛む。
手は傷だらけ。小太郎も疲れてグッタリ。
本日・夜、首輪をつけ、リード(ひも)をつけ、始めて外に出た。
といっても、私が抱っこして、自宅のまわりを歩いただけ。
人通りのない民家の前で、そっと腕からおろした。
小太郎は歩かずに、道路をベロベロとなめまわす。
「なめちゃ・ダメ〜〜〜!」
リードを引っ張って、歩かそうとしたが、歩かない。
しまいには、座り込む。ダメかぁ〜。
また抱っこして、少し歩いて帰る。
家に入ると、狭い部屋の中を走り回る。う〜ん、なぜ、外で走らない。
「お手」は、餌を食べる時のキーワードとして埋め込まれているため、餌なしでは「お手」が出来ない。ま〜いいさ。気長に行こう。
小太郎の「お手」は、軽く、ちょこんと手を出すのではなく、なんというか、手というか、腕というか、全部をガーっと伸ばして、「お手してまっせ」という形になる。やってるゾとアピールしている。う〜ん、ちょっと、「お手」のイメージとは違うが、まぁ、いいか。
サ、次は「伏せ」だゾ。
これが超・難関。どうやって教えたらいいもんだか?
秘密の猛特訓を続けた「お手」がとうとう出来た!
餌のたびに、「おすわり」「待て」「お手」を繰り返し、前右足を持って「おて〜」と言い続けた。
小太郎は、「待て」の体勢時に、身体に力が入りすぎて、踏ん張っている。
ために「お手」からほど遠く、「いったいどうすれば出来るんだろう?」と頭をかかえた。
でも、めげずに続けたら出来た。
突然、出来た。すんなりやってのけた。
やるジャン・小太郎!
昨日、お医者で痛い思いをしたからか?
今日は、朝から噛みつく。
昨日から、「安静」を心がけて、運動させてないから、ストレスがたまっているのか?
これだけ元気なんだから、もう少し運動させてもいいのかな?
結局、夜は、走り回る。
前のワクチン注射から1ヶ月が経ったので、2度目のワクチン注射を受けにお医者へ。注射の前にあちこちをチェックしていただく。
まずは爪。少し黒くなった爪があり、どこまで切っていいのかわからない。
先生に切り方をご指導いただきながら、ついでに切っていただく。
耳。
「耳の掃除が難しい」と相談すると、指でとれるくらいの掃除でいいとのこと。あとはお医者さんにお願いするということにする。
肛門線。
肛門の辺りをギュッとしぼると、茶色の液体が出てくる。
(まだ自分でやったことはない)。やりすぎてもいけないらしいので、これも月に一度、先生にお願いすることに。
熱は平熱。
体重は、1.86kgになっている。
チワワにしては「立派」(というか、デカイ)。
注射の前に寄生虫のための薬を飲ませていただく。
どこも異常がない。いたって健康!
小太郎はいろいろといじくられて警戒心も増す。
サ・いよいよ注射だゾ・小太郎。
前回は、足の付け根に注射して痛がるアレルギーが発生したので、今回は首の後ろ側になった。先生がちょこっと針を触れただけで「ギャー!」と叫ぶ。
もう一人の先生が、押さえてくださって、いざ注射。「ギャァ〜〜〜〜ァ!」と一声、叫んで、はい、おしまい。
本日は、11,350円(+消費税)な〜り。
「今日は安静に」と注意されて帰る。
いつもよりおとなしいし、よく寝ている。
やっぱり、どこか体調がすぐれないのかな?
4日も留守にしたからかどうか、私の姿がちょっと見えないだけで、探しまくる。
吠えまくる。
しょうがないので、トイレにも連れて入る(^^;
甘やかしてるな〜。
これまで日に4回だったウンコは、留守中に3回になっていた。
3ヶ月にもなったことだし、食事を4回→3回に減らす。
3ヶ月くらいになると、胃が大きくなるので、3回程度でいいらしい。
4ヶ月を過ぎた頃には、2回に減らしていいようだ。
留守中に、抜け毛が多くなった。
ちょっと抱っこするだけで、服が小太郎の毛だらけになる。
ブラッシングをしようと思うが、小太郎が、ブラシに食いついてくるので、思うようにやらせてくれない。
なんか、これまで以上に噛むような気がする。
それに唸るし、吠える。
子犬のうちに4日も留守にしたんだから、しょうがあるまい。
小太郎との再会は、しっぽフリフリと嬉ションの中で、ヒシッと抱き合ったのであ〜る。
愛する者同士が、なにかの陰謀で無理矢理、離ればなれになり数年が経った。
「あ〜、もう、あの人には会えないのかしらん?」と半ば諦め掛けていたところ、運命の糸が2人を導き、ついには出会えた、というクライマックスシーンのように(おおげさ)、しばし、再会をかみしめた。
その後、しこたま、噛まれた(^^;
それから少しして、コンビニに買い物に出ただけなのに、「また一人置いていかれるのか?」という恐怖があったようで、わずか数分で帰ると、ふたたび大歓迎(興奮して、嬉ションもした)。
実家の母に、「次は小太郎を連れて帰る」と言ったら、「やんてがす(嫌)」だって。母は動物が嫌い(というか、恐い)。
デパートでぬいぐるみを見せて「これよりも小さい」と言って免疫をつける。
母はぬいぐるみや人形が大好き。
が、「ほんだって、ぬいぐるみは動がないっチャ」だって。
犬は、動くのがいいんじゃないかい。
小太郎を預けて、仙台に行く。
その帰りに気仙沼の実家にも行く。
4日間も東京を離れる。
そうとは知らぬ小太郎は、旅行バックにじゃれついて遊んでいる。
せっかく、トイレも出来るようになり、噛むのをうまくかわせるようになったけど、あらゆることが戻っちゃうかもしれない。
それよりも、預けた方に、ご迷惑をかけるのではないかしらん?
後ろ髪を引かれつつ、小太郎と別れる。
仙台から2度ばかり電話を入れる。
「大丈夫ですよ。ウンチもしましたよ」と優しいお言葉。
小太郎ヤ〜イ、そっちのおウチの方が良かったりしてぇ〜〜〜(やきもち)。
小太郎は、本日、生後3ヶ月目に突入した。
今、心配なのは、4日ばかり人に預けて遠出をすること。
小太郎ヤイ、私のことを覚えていてね(スリスリ)
小太郎の耳は、相変わらず、片方が垂れている。
しかし、この暑さで、テーピングの跡がかぶれてもいけない。
どうしたらいいもんだか。