86. 料理 (1999.5.13)

「オヤマさんは、ほとんど外食ですか?」ときかれることが多くなった。
どうやら、この「よた話」で書いてしまったことが原因している。

外食が多い、ということが、イコール料理が苦手と思われてもいけない。
実は、料理はうまい方だと自負している。
ただ、最近は作らないだけだ(ホントかい?)

得意料理はカレーだ。
ところが、カレーを得意とする人が案外と多い。しかも男性に多い。

「俺のカレーを食ったら、他のは食べられないよ」と言う。
しかし、お相伴にあずかったことはなく、その腕前をはかり知ることは出来ない。

カレーが得意といっても、ルーから作るわけではなく、市販のものをいくつか混ぜ合わせて作るから本格派とは言えない。
工夫しているのは、にんにくを入れることと、タマネギはよく炒めることだ(って、当たり前すぎて申し訳ない)。
そして、これが私の極意だが、インスタントコーヒーを少量入れる。

この発見は、バイト時代にさかのぼる。
当時は、よく料理をした。しかし貧乏だから、スパイスがそろっていない。
スパイスが足りないと、やっぱり物足りない。う〜〜む、どうしよう?
たまたま、そこにあったインスタントコーヒーを入れた。すると「こく」が出る。
ヤッタァ。それ以来、必ず入れている。
ある時、贅沢に高いインスタントコーヒーを使ってみたら、よくない。
一番安いやつがいい。

前にテレビで、どこかの有名なカレーには、板チョコをまるまる入れるというのを見た。
まねた。しかし、私はコーヒーの方がいい、と思っている。

カレーは、大きな鍋で作る。
すると、数日間は、朝・昼・晩と3食カレーになる。
さすがに飽きると、ドライカレーにする。そして、締めは、カレーうどんだ。
私の「残りものカレーで作る・カレーうどん」はうまい。

へっへっへ。
ね! これで私は料理が苦手ではないということが証明されたでしょ?