英会話を習うことに決めた。
年明けの1月から1年間という契約だ。12月の1回分をおまけしてくれたので、さっそく行ってみる。
ずいぶん、昔、19歳の時に英会話スクールに通ったことがある。その頃とは、まったく違うシステムで驚いた。
あの頃は、1クラスに12人、クラス分けは、上・中・下の3つしかない。
皆の前で話すチャンスもほとんどないし、先生の目が行き届かなかった。ちっとも続かないでしまった。
今回は、3人の生徒に、カナダ人の先生が1人。
私は、初めてのレッスンで、システムがよくわからない。
なら、おとなしくしていればいいのだが、先生が、ホワイトボードに読み上げなら書く、と同時に私も一緒になって言っちゃう。「皆さん、ご一緒に」の前に、口から出ちゃう。
ちっちゃな子供みたいで、おとなしく出来ない。
あ、そんなことよりも、書き写さなくては。
さぁて、今日は、時間の言い方を習う。
6:30は、「six thirty」で、これなら、なんとか理解も出来るし、言える。
これを「It is half past six.」などと言う。つまり6時半って感じ。
次に、「It is a quarter past six.」は、6:15ということなんだ。
「It is a quarter to six.」は、5:45のこと。う〜〜ん、だめだ。すでに雲行きはあやしい。
帰り道で思ったが、日本語でも「15分過ぎ」とか「15分前」という言い方があるもんね。そう思えばよかったのだ。「この言い方は、使うのだろうか? いいや、使わんでもいいだろ」と、勝手にセーブしてしまった。ううむ、それではいかんな。
2人で、リッキー役とベッキー役になって会話する。
すると、「え? あたしって、リッキー?、ベッキー?」って、まったく英語と関係ないことがわからなくなって、あたふたする。
「What were you doting at(時間)?」という言い方を習う。
「6時には、何をしてたの?」という意味だ。
先生が、「this morning(今朝)はどうしていたか?」とか、「last summer(昨年の夏)はどうしていたか?」と質問する。なんだか、真剣に悩む。「え? 昨年の夏って、あたし、どうしてたっけ?」ちっとも思い出せない。
また、あたふたする。
ま、そんなこんなで、普段と違う脳を使い、刺激された。
ところで、西新宿の生徒は、やっぱりビジネスマンや、ビジネスウーマンが多い。そのせいか、わからないが、先生の方も、男性はネクタイを着用、女性もきちんとスーツを着ている。
で、私は、というと、相変わらず、カジュアルなセーターとジーンズで、最初っからリラックスしているのであった。
さぁ〜〜て、どのくらい続きますことやら。