事務所で電話番をしていると、日に一度は「社長さんいますか?」という電話が来る。
前は、まともに「私です」と言った。
すると、相手はしどろもどろになる。「女社長なんて」予期せぬ事態のようだ。
「名前くらい調べてよ」と言いたい。名前を見れば、女だと気づくはずだ。
うちは、インターネットでWebを公開しているにもかかわらず、「インターネットをやってみないか?」という電話もある。
「インターネットで調べて、出直せ」と返したいが、面倒なので、早々に切る。
「私です」と言うと、「あ」と小さな声をあげ、いきなり切られたこともある。何なんだ?
スケベ社長に向けた、スケベ商品の売り込みかな?、あらぬ想像をしてしまう。
社長にかかる電話にろくなものがない。
そこで、近ごろは「社長は外出しておりますが...。」と、言うことにしている。
知り合いに、私を社長と呼ぶ人はいないから「社長はいるか」という電話は、ちょいとおかしい。
相手は納得し、電話を切る。これが最も時間がかからない、簡単な対応なのだ。
しかし、「儲かる話」なんて、そんなに儲かるならば、「あなたがやれば」と思うよねぇ〜。